国府宮と言えば、はだか祭でよく知られる神社です。
毎年の初詣は氏神でもある国府宮で参拝。
参道の奥に見えるのは楼門です。
*拝殿と楼門は、重要文化財に指定されております。
この神社は尾張地方の総鎮守神、農商業守護神、厄除神として広く信仰されており、
奈良時代、国衙(こくが)に隣接して御鎮座していたことから尾張国の総社と
定められ、国司自らが祭祀を執り行う神社でありました。
このことから通称「国府宮」として知られるようにたったそうです。
本殿は流造、拝殿は切妻造、全体の様式(建物の配置)は尾張式といわれるもので、本殿・渡殿・祭文殿・東西の廻廊・拝殿・楼門と建ち並んでおります。
はだか祭の由来
毎年旧暦正月13日に斎行しております。昼間のはだか男達が神男に触れようと揉み合う
勇壮なお祭が良く知られてはおりますが、これは江戸時代の末頃から始まったそうです。
その起源は古く、称徳天皇の勅命により悪疫退散の祈祷が全国各地の国分寺で
行なわた際、尾張国司が総社である国府宮において
祈願したのに始まると伝えられています。