社長の独創的アイディアと新価値への道。それは何気無い日常から新たな空間を探し求めること
 
2008/11/03:味の文化

昨夜、中京テレビのPSでラーメンの特集をしてたと思いますが、
皆さん見ていましたか?


私は、番組が始まる前に寝てしまいましが・・・


さて、ラーメンにちなんだ話ですが
以前、高山に行った時にせっかく高山に来たんだからラーメンでも食べようと思いつきました。


駅の近くには沢山の高山ラーメンの専門店があります。
どうせなら、美味しい店に入りたいと誰もが思いますよね。


テレビのグルメ番組を見てると
まず地元の人に聞くのが一番です。とよく聞きますよね。


私たちも、同じように地元のおばちゃんや高校生やガソリンスタンドのお兄ちゃん
4、5人の人に聞いたと思いますが、略全員が、ある店を勧めてくれました・・
そこは駅から少し離れた路地裏、観光客の姿はありません。


店構えはごく普通・・・店内はどちらかと言うとあまり綺麗とは言えない
私たちは本場の高山ラーメンに在りつけたと核心しました。


メニューは高山ラーメンのみ   (きっと自信があるのでしょう・・・)


店の人がカウンターの私たちにお客さんたちは何処から来たんだいと聞くので  


(名古屋からです。ここが美味しいと聞いたんで・・)


そうかい、お客さん、騙されちゃったね~。・・・うちは、対したことないよ。


なんて言うんです・・・


そう言われると、ますます、本当は美味しいんだろうなぁと思いながら
麺を茹でる湯気の向うの店主が何となく、かっこよく見えてきました。


はい、お待ち、


いよいよ幻のラーメンを味わうことができるとスープを一口


あれ、・・・一瞬自分の舌を疑いました。


もう一口・・・やっぱり美味しく無い、


店主が私たちにこう言った。


どうだい、本当に騙されちゃっただろ・・・

いや、そんなことないですよ。凄く美味しいですよ・・・


グルメ番組のレポーターの人の気持ちが分かったような気がした。


私たちは、店を出てから大声で叫んだ(まずい~)


後でよく考えました、何で地元の人が口を揃えて美味しいと言われ行ったのに
私たちの口に合わなかったのか
それは、地元の人たちの味の文化であり、私たち地方の人たちの味覚と異なっているからなのです。


私たちは、口直しと言うとその店に失礼ですが、その後、駅前のラーメン店で
高山ラーメンを注文して食べました。


駅前と言うこともあり、全国各地から観光客が入る店は万人に受ける味付けなのか、
凄く美味しかったです。

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