社長の独創的アイディアと新価値への道。それは何気無い日常から新たな空間を探し求めること
 
2010/04/22:外観モックアップ

今朝、取引先の担当者から、午後伺っていいですか?と連絡が入った。
どうした?と聞くと担当が代わるので新しい担当者と挨拶にとのことです。・・・


その会社は貿易会社で、主に中国と取引している。
我が社もほんの少しだが中国の会社で製品を生産している。


このところ世界経済は中国抜きでは考えられなくなってきてます。
製品の生産基地として、または貿易の輸出先としても各国の政府も
中国にアプローチをかけ自国の経済を少しでも活性化しようと
積極的に動いていのが現状です。


私的には、それもどうかと思うのですが、
実際問題として、致しかたが無いのもわかります。


我が社の取引先に建築模型を作っている会社があります。
元々国内で製作していたのですが、今はほとんどを中国に生産拠点を移し
逆輸入しています。


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その会社の社長が言ってました。技術は日本の方がはるかに上だが、
人権費を考えたら国内では無理。
特に模型作りは手作業の部分が多いので、ある程度の技術と人権費を
考えればやはり中国でしょう・・・


確か、今回万博が開催される上海でも大卒で4万円ぐらい?


その模型会社の社長が中国で10万円だせたなら、東大首席に匹敵する
超一流の社員を雇うことができるぞ・・・
何て冗談で言ってたことを思い出します。


何でこんな話題になったかと言うと


今回その模型を我が社で製作することになったからです。
模型と言っても原寸大の模型。いわゆるモックアップです。
いくら何でも大きすぎて中国では無理ですよね。

モックアップと言うと、代表的なものでは携帯電話の販売店に置いてある
サンプルを想像しますが、建築物などでも外観のモックアップ(模型)を
作る場合があります。


4.22%20005.jpg


実は以前も別件でのご依頼があり、過去製作した経緯から
今回もお話をいただきました。


前回は、実際の二分の一、それでも大きかったですが、今回は全長6メーター
図面もできました、いよいよ製作開始です。

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